【不妊治療歴3年が説明】採精室設備は?時間は?方法は?【男性不妊】

不妊治療で、男性の誰もが経験する「採精」
男性が病院で行う治療は限られていますが、男性からすると初めて聞く「採精」というワード、数少ない男性への治療ということで不安がいっぱいだと思います。
ぼくは検査も含めて10回以上採精を行いましたが、初めてのときはめちゃくちゃ緊張しましたし、当日になってアタフタしたことをよく覚えています。

前日までにやっておくこと当日やることを事前に知っておけば、採精に関する不安も減ります。
不安が減れば、より良質なものの提供が期待できます。

今回は、そんな不安を払拭するために、そもそも採精とは何なのかどうやってするのか時間設備について説明していきます。
次、採精をするという人や、不妊治療を始めたばかりの人も最後まで読んでもらえると、完璧な状態で採精に臨めるはずです。
是非、最後まで読んで参考にして下さい。

採精とは?

そもそも採精とは、読んで字の如く、「男性の生殖細胞を採取する」という工程です。
採取された生殖細胞は基本的に「検査」「人工受精」「体外受精」「顕微受精」の4つに使用されます。
検査はその質を調べるために実施するものですが、人工授精、体外受精、顕微受精はまさに不妊に対する治療。

人工授精は採取した男性の生殖細胞を女性の体内に注入する治療、体外受精は女性側から採取した生殖細胞に振りかけ受精させる治療、顕微授精は細い針を使って女性側から採取した生殖細胞に直接注入する治療です。
いずれの治療も成功させるためにはが非常に重要です。

つまり採精は良質な受精卵を作る超重要工程なのです。

時間は?場所は?方法は?採精室の設備とあわせて詳しく解説

では、採精はいつ、どこで、どのような方法で行うのでしょうか?
実際に体験したぼくが詳しく説明していきます。

採精はいつ行うの?

まず、検査治療によって大きく異なります。検査の場合は、検査の直前に採精を行います。
治療の場合は、治療の直前と2〜3時間前の主に2通りに分かれます。
治療の場合の時間の違いは、次の「どこで行うのか」に関係してくるので、詳しくはそちらで説明しますね。

生殖細胞は基本的に長時間冷たい空気に晒されるとダメージを受け、運動率の低下、雑菌の繁殖の危険性があります。その危険性が少ないギリギリのラインが2〜3時間ということ。
個人的には、2〜3時間でも少しはダメージがあると思うので、なるべく治療の直前に採精をする方法がオススメです。

採精はどこで行うの?

採精する場所は不妊治療病院内の「採精室」「自宅」の2通りです。
採精室で採精することを基本として、自宅での採精がオプションとなっている感じ。

採精は治療内容に関わらず、女性の生殖細胞が成熟するタイミングで決まります。「この月の、この週くらいで」みたいに、事前に医師から通知がありますが、その成熟具合は直前まで分かりません。
その週になって完全に成熟していなくて後1日待つなんてことも。そうなると直前で平日に採精しないといけないと決まることもあります。平日仕事でどうしても休めないけど、採精しなければならないときのために自宅での採精オプションがあるわけです。

ただし、自宅での採精の場合、次の制約があります。

自宅での採精の注意事項

  • 採取してから2〜3時間以内で病院まで持っていく
  • 出勤前の採精が必要
  • 病院まで持っていく際に人肌での保温が必要

採精の方法や所要時間は?

一言で言えば、いわゆる「オ○ニー」を行うだけです。
回して閉める蓋付きのカップを渡されるので、その中に向けて出してしっかりと蓋を閉めましょう。
間違い防止のための氏名と管理番号を記載して、採精室に小窓があればそちらに、なければ窓口に提出したら完了です。
なるべく早く、入室から退出まで可能な限り15分以内で完了しましょう。

採精室の中ってどんな感じ?設備は?

採精室は、洗面台がついた小綺麗で明るい漫画喫茶のリクライニング席をイメージして下さい。
具体的な設備とその使用用途は次の通りです。

設備 使用用途
洗面台 採精の前に手を清潔にするため
テレビ、DVD オ○ニーのネタ
雑誌 オ○ニーのネタ
リクライニングシート 腰掛け用
使い捨てシート リクライングの上に敷いてあります
ティッシュ 後処理用

ここで注意してほしいのが、ネタであるDVD雑誌についてです。
これらのネタはその病院が独断と偏見で選んでいるもので、しかも、ほとんど更新がありません。
少なくともぼくが通っていた病院は通院期間中、いずれもDVD、雑誌ともに全く更新されませんでした。笑
ネタに関してはスマホ等で自分で準備したほうが良いでしょう。

採精の前に気をつけておきたい4つのこと

先程説明したように、良質な受精卵を作るためには良質な生殖細胞が必要です。治療に良質なものを使えるようにするには、採精前の下準備が大切です。
以下に重要なポイントをまとめておきます。

① 3ヶ月以上前から食事や生活習慣を改善する

男性の生殖細胞は74日のサイクルで作られます。
つまり、74日前の食事や生活習慣が今日影響するということ。禁煙・禁酒はもちろん、食事やサプリメント、運動にも気を使いましょう。
適度な運動としてはミトコンウォークがオススメです。ぼくはこれで質が大幅に向上しました。

ミトコンウォークについてはこちらの記事を参考にして下さい。

② ストレスを溜め込まない

ストレスも生殖細胞の質に悪影響を及ぼします。
妊活自体がストレスであったり、会社生活で毎日ストレスがありますが、せめて採精の1週間前はストレスを発散させるようにしましょう。

③ 3日前後の禁欲期間を設ける

禁欲期間が長ければ良いというものではありません。
古くなったものは体に蓄積されるので定期的に外に出す必要があります。
かといって、採精の前日までオ○ニーしていいかと言われるとそうでもありません。

精液の量も必要ですので、3日前後の禁欲期間であれば新しいかつ量も確保できるでしょう。
ちなみにぼくの場合は、3日の禁欲期間を設けていました。

④ 前日は十分な睡眠を取る

経験上、前日に睡眠不足だと液の量自体が少なくなります。
液の量が少なくなると必然的に採取される生殖細胞の数も少なくなってしまいます。
数が多いほど、その中に良質なものがいる可能性が高まるので、受精卵ができる可能性がグッと上がります。

まとめ:採精室設備は?時間は?方法は?気になる点を解説

今回は、不妊治療中の男性の大半が経験する採精について気になる点をまとめました。
正直、1回経験すれば次からは緊張することもアタフタすることもありませんが、採精は1回1回が勝負です。

最初の1回の採精のときの互いの生殖細胞の状態が一番いいかもしれません。
採精マスター(?)のこの記事を読んだ皆さんは1回目の採精の不安は吹き飛んだと思います

皆さんは、最初の1回から完璧な状態で採精に臨んで下さいね!

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