【ネタバレあり】キングダム69巻のあらすじを解説します!(2/3)
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本記事では、「キングダム」の69巻の内容を解説します!
※本記事内にはネタバレとなる内容が含まれているため、ご注意ください。
 

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本記事で解説する部分について

引用:Amebaマンガ

「キングダム」69巻には、747話から757話までの全11話が収録されています。
69話のあらすじは全3記事に分けて解説するため、2回目となる今回は中盤の4話(751~754話)を解説します!

1/3はこちらから↓↓
【ネタバレあり】キングダム69巻のあらすじを解説します!(1/3)

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751話「一秒の差」

黒桜は腹の傷を押さえながら、私もう死んでんだっけと呟いた。
意識が朦朧としている黒桜に対して倫玉は、まだ死んでいないといいながらももうすぐ死ぬのだと答える。

みんな一緒に死ぬのだ。
 
その時、配下に促された李牧は、桓騎に対して最後の言葉を発した。
「あなたの心が小さい」と言ったことを訂正して話を始めた李牧は、完璧な世の中を望んで怒り続けるのであれば、あなた(桓騎)の心は誰よりも純粋で大きいと話した。
しかし、その願いは現実からあまりにもかけ離れていて、にも関わらずその怒りを暴力に変えて外に撒き続けたあなたは、最悪の悪党としか言えない。
 
そして、武器を捨てて投降するよう勧告して、最後の言葉を締め括った。
 
李牧の言葉に桓騎はすぐ反論した。
李牧は最強だが人としての器は凡人。お前みたいな奴がいるから政みたいなのが出てくる。そしてその逆も然りだ。
お前らは勝手な理想を持って戦っているのだろうが、配下の血を流させるだけで他に得られるものは何も無い。
 
桓騎の言葉に李牧は反論できなかった。
その時、桓騎は何かに気づき少し笑った。(続く)
 

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752話「聖地へ」

肥下(ひか)の戦いを目前として、桓騎のもとを訪れていた那貴は、宜安について警告した。
宜安には凄まじい罠が仕組まれている。危険を感じたら直ぐに退却するよう言ったのだった。
 
しかし桓騎はこの言葉に少しがっかりした。「俺はいつでも絶好調である。なぜこんなくだらない事言いに来たんだ?」
 
戦況はかなり悪い中で桓騎はまだ無事である。そんな時、挟み撃ちをできる絶好の機会を伺っていた那貴は、李牧のもとへと向かった。
しかし趙は挟み撃ちにもしっかり対応して、雲玄が那貴の前に立ちはだかった。
 
雲玄が那貴一家を攻撃するところに那貴が参戦して、討ち取ることに成功するが深い傷を負い、無傷では凌げなかった。
この傷は後にも引きずり、敵への対応力の低下を招いた。
結果、那貴は背後から槍で突かれてしまう。(続く)
 

753話「最後尾」

趙の肥下城郊外で、桓騎軍本陣全滅。
 
李牧は話す。
半年前に戦略を立ち上げて、その半年間の多くの時間を費やして、桓騎との戦いに備えた。
しかしあまりにも犠牲が多すぎた。想定よりもずっと押されてしまったのだ。
そして李牧は、いきなり最初から秦で最強の武将と戦ってしまったと振り返った。
 
ところで、趙国内にはまだ飛信隊と楽華が生き残っていて、彼らは脱出を試みていた。
李牧は彼らを逃したくなかった。二軍とは言えども彼らと悪戦を強いられることは目に見えているからだ。
しかし、戦で疲弊した李牧に今、二軍を捕まえる体力は残されていなかった。
 
一方の飛信隊は、夜が明けた後に先行部隊が作った場所で休憩をとっていた。
水たまりがあるため馬を休ますにも絶好の場所だったが、何しろ治療を必要とする兵士の数が多く、一時治療も行われていた。
 
その時、楚水や羌瘣が後方で、敵の勢いに飲まれたとする情報が入ってきた。
飛信隊の中にはその話を信じない者もいたが、とにかく動ける者は先行して脱出を目指すよう指示が出された。
しかし信は脱出せず、引き続き休憩所で待っていた。
 
桓騎、羌瘣と仲間の姿が頭に次々と浮かぶ時、今にも倒れそうな羌瘣の部隊と、信は再合流したのであった。(続く)
 

754話「享楽の刻」

安否不明だった羌瘣が帰ってきて、みんなが大喜びした。
信は安堵しながら自分の思いを話した。「桓騎がやられお前もやられたのかと思っていた。弱気になっていて申し訳ない。」
これでようやく帰れる。いるべき人が全員揃ったところで、国境への歩みを再び動かし始めた。
 
ちょうどその時、咸陽にも桓騎の死を知らせる報が届き始めた。
案の定多くの者が耳を疑ったが、作戦の失敗を知らせる情報が次々と届き、死を実感し始めるのであった。
桓騎の死で、秦は大きな損害を被った。十万規模の軍が一度に消えたのだから。
 
一方の邯鄲(かんたん、趙の都)では大勝利に沸き立っていた。
このように大喜びする民衆を横目に、郭開は李牧の活躍が面白くなかったのか、李牧の失脚工作を考え出した。
しかし李牧は、今や趙にとって必要不可欠な人材で、李牧の失脚を望む者なんて、今の趙にはいるのだろうか。
 
一方の飛信隊は、すでに国境近くまで軍を動かせていたものの、後一歩のところで趙への囲いに直面した。
後一歩だが、囲いの兵があまりにも多すぎて、突破作戦がうまくまとまらない。
結局、飛信隊はどの作戦実行を選んだのだろうか?(続く)
 
 

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