ネットフリックスシリーズの地面師たちが話題となっていますが原作の方はご存じですか?
原作でドラマ化されているのは「地面師たち」という小説なのですがこの「地面師たち」には続編があって
「地面師たち ファイナル・ベッツ」というのが出版されています。
この続編が不評なのですがどの部分が不評なのかを徹底解説していきます!
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続編の展開
シーズン1の最終回で辻本拓海だけが逮捕されましたが、その辻本拓海は続編の中でまだ塀の中にいます。
ハリソンはというと、北海道の土地でまた新たに詐欺を企んでいました。
北海道の土地でシンガポール人をターゲットにし、前回の100億を上回る金額の詐欺を試みます。
警視庁捜査二課のサクラはまだハリソンの行方を追っていて手がかりをつかんだのですが、どう展開するのかはまだ謎。
ハリソンは逃亡を続けながらも大掛かりな詐欺を仕掛け、不必要な人間は消すというシーズン1と変わらない残虐さが描かれています。
続編は辻本拓海よりもハリソンを中心のようですね。
何故不評なの?
続編が不評と言われる要因はいくつかあります。
要因ごとに見ていきましょう。
詐欺の手口が変わらない
前回の話で100億の詐欺を仕掛けたとき結構捜査の足取りが捕まれていた風に感じたのですが
詐欺の手口がより緻密になったわけでもなく簡単に行き過ぎていてリアルさを感じない。
・窃盗犯などが捕まらないとだんだん雑で大胆になるって言うけどそんな感じ。簡単に消しすぎの感。
・基本の騙し方は変わらないわけで、それだと、すぐ詰むんじゃないかなぁと余計な心配しました。
読書メーター
地面師側に同情できるやつがいない
辻本拓海は地面師になる経緯が非常にショッキングだったため読者からの同情も大きかったようですね。
なので地面師側に同情しながら1作目を見た人は、2作目で地面師側に同情できるやつがいない、騙される側の人たちがただただ可哀想なだけ。という風に感じたそうです。
今回地面師グループに肩入れしたくなるのがいない。かたや被害者側はいい人でひたすら気の毒。
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やや深みにかける
登場人物の中でメインとして書かれているのはハリソンなのですが、ハリソンの情報もその他の登場人物も
深い説明がなく、淡白さを感じるとの声も。
・えらい淡白なストーリー
・物語にはやや深みに欠ける面があり、主要人物たちの人間像をもう少し掘り下げてほしいですね。
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警察側の追い詰め方が甘い
警察側が捜査しているにもかかわらず中々逮捕できなかったり、結局逃げられてしまうところに
むずがゆさを感じる人も多いそうです。
一方で、手口が変わらない地面師側を見てこれでは警察が勝つことが目に見えてる。という声もありました。
もう少しハリソンを追いかける警察官の魅力が描けていれば、と思った
読書メーター
これに関しては今後の警察側の出方が見どころになってきますね。
このようなことから不評が多いとされます。
好評のレビューは?
好評のレビューでも様々な意見がありました。
ハリソンの今後が気になる
ハリソンの情報は警察側も少しずつ掴んではいますがまだ不完全です。
情報をつかんでもハリソンには逃げられてしまうという展開が続いているので皆さん気になっているようですね。
真の悪党ですね。ハリソン山中の今後が気になるので、次作が出たらまた読みたいとは思います。
読書メーター
2作目もドラマ化してほしい
1作目のドラマ化で「地面師たち」にはまった人は多く、2作目を原作で読みドラマ化を希望する人も多くいました。
この巻もドラマ化してもらいたいなぁ。お金めちゃめちゃ掛かりそうだけど、ネトフリの資本ならいけるでしょう!
読書メーター
確かにネットフリックスなら期待できますね!
さらに続編の期待
終わり方が1作目とあまり変わらないことからまだまだ続編が期待できることに楽しみを感じてる人もいました。
何も解決していないので続編は期待して良いと思われます。
今作はまた違った一面があったように感じる。そしてこれはまだ続きそうな予感。
読書メーター
まとめ
不評と好評の割合は五分五分くらいでした。
2作目は、作者が今後のためにあえて大きな進展をもたらさなかったのかもしれないですね。
2作目で完結しないならまだ次がある!と読者をわくわくさせてくれます。
次もドラマ化が期待できそうですし、「ドラマ化まで待てない!」という方は続編を読んでみてください!
「地面師たち」 | シーズン1 |
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