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本記事では、2023年11月17日に発売された漫画「キングダム」の最新巻である70巻のあらすじについて解説していきます!
※本記事内にはネタバレとなる内容が含まれているため、ご注意ください。
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本記事で解説する部分について
漫画「キングダム」の70巻解説記事は、全3記事に分けてお届けします。
70巻の話は758話から769話なので、話数を3分割して、本記事では758話から761話の内容をお届けします!
758話「化かし合い」
信は、「人の本質は何だと思う?」という韓非子からの突然の質問に狼狽えた。
しかし狼狽える姿勢はすぐに消え、信は答えようとするも、韓非子はやっぱりいいと答えを求めないように。
その時、信たちは本殿の前の到着していた。
到着と同時に姿を消した韓非子を信は疑ったが、その時に車の中から介億の姿が現れる。信もよく知る人物である。
外交官として本殿にやってきた介億、皆を労いながらこんな言葉を口にした。
敵国との外交は、化かし合いだ。
呑まれると敗れるぞ。
巨大で韓の重鎮が勢揃いした本殿に驚きつつ、少しずつ足を踏みれる信を横目に、介億は名乗りをあげて堂々と入場した。
そんな介億は、韓の宰相である張氏の応対を受け、国王である王安王の紹介をされた。
王安王は今回の接触を機に、両国が同盟を結ぶべきではないかと提案したが、この提案は、同盟を利用して韓非子を秦へ送る交換条件を求めるのと同様であった。
そこで介億は、自分は同盟を結ぶ権限が無いなど様々な口実を並べて同盟締結を拒否するが、それでも韓は引き下がろうとしない。
言葉を間違えれば、韓非子を迎えるためにあらゆる待遇を準備した秦の面目を潰すことにも繋がる緊迫した瞬間だが、一体どんな話し合いが続くのか?(続く)
②759話「歪な国王」
先ほど立ち止まった話が再び戻ってくる。
「人の本質は何だ?」
韓非子が再び信に問ったのは、韓の王族が一同する空間であった。
次こそはと信が答えようとする時、介億が遮るように話を始める。
出典:オススメ漫画ネタバレ情報局
まず介億は、その前に問題が二つあると話す。
一つは、特使である自分を無視して護衛役の人間と交渉を進めようとしたこと。
そして二つ目は、韓非子が介億の前で秦を罵ったことである。
秦を罵った真意を問われた韓非子は、隠すことなく堂々と答えた。
秦王は欲望のままに、思想も持たずに殺戮を続ける飢えた獣だと言ったのである。
しかし信はこれに対して、秦王の殺しと奪いは、長い戦乱を終わらせるために仕方なくやっているのだと反論する。
すると韓非子は再び声を上げる。
「自分は武力侵攻だけを理由に秦を罵ったわけでは無い。歪な秦を批判したのである。冷徹に人は殺すのに、どこか情に厚い。」
信の話を差し置いて韓非子は話を続ける。
「私(韓非子、法を重んじる)を招く国家方針から見られるように、秦は戦乱を統一した後に法治国家を建てるつもりなんだろうが、そもそも法律とは、人は放っておくと悪いことをするという、性悪説に由来するもの。なのに、『性善説』であるはずの秦王が、こんなことをするなんて実に歪である。」というふうに話した。
そして韓非子は再び、「秦王は性善説か性悪説か」と問いかけるが、本人でも無い信がそんなことを答えられるはずはなかった。(続く)
③760話「変わらないもの」
結局信は、「人の本質」を「火」と答えた。
戦場にいながら、「人の本質」なんて考えた事無かったと話しつつ、その中で思いついた答えが火だった。
韓非子は、「火も人間も簡単に無くなるからそう答えたのか」と聞くが、信の考えは少し異なるらしい。
信の友人には、秦王の弟の身勝手な反乱で死んだ人が何人かいる。
当時は怒り狂って、容赦無くそいつらを叩いたが、その数年後に「戦犯」の秦王弟は、自分の嫁を守るために戦場で死んだ。
クソ野郎がいつしか、そうでは無くなっていたのである。
信の人生、振り返れば「悪人」から「そうではない」へと変化した人物が数多くいる。
そう、人間とは見方によって「良」「悪」どちらにも転がるのだと。
そして人間全員が持っているのは、「命の火」「思いの火」であると答えた。
韓非子、信のこの主張には失望してしまった。
法を重んじて性悪説に肯定的な韓非子にとって、良悪に転がると答えた信があまりにも性善説に見えてしまったからだ。
しかし、信は自分は性善説ではないと反論する。
そもそも韓非子を呼ぼうとする国の特使が、性善説に寄りすぎているはずが無いのだが。(続く)
出典:China Highlights
④761話「情報戦」
出典:歴史の宮殿
信と韓非子が言い合いをした夜、王宮では秦の使節団を歓迎する宴が開かれ、その次の日には使節団一行が韓非子を連れて旅立とうとしていた。
その時に寧公主が姿を見せ、先生(韓非子)に無理を強いてはいけない、万が一があったら容赦しないと使節団に伝えた。
使節団はそんな心配は不要だと伝えるが、使節団(謄)が次は質問をする。
韓の朝礼で韓非子が孤立しているのではないか?ということだ。
寧公主は、儒家が強い韓で、それと正反対の位置にある法家が疎んじられるのは、致し方が無いことだと答えた。
韓非子を心配する言葉と共に、韓非子を師匠とする寧公主を心配する言葉を続ける。
こうして使節団の韓での行程が終了して、韓非子も秦へと向かうこととなった。(続く)